税理士顧問契約の落とし穴!チェックすべき4つのポイント②
税理士との顧問契約チェックポイントその2です。
Point 2 会計情報
当たり前のことですが、あなたの会計情報は、会計ソフトに入力されています。「電子データ」で存在しているということです。
ところが・・・
解約が決まって、「うちの会計情報をデータで送ってください」と会計事務所に伝えると、「うちの会計システムは特殊だからデータを取り出せない」とか「セキュリティの問題で紙でしか渡せない」などなど、さまざまな理由をつけてデータを渡そうとしない会計事務所が多いのです。まったくもって理由になっていないのですが、要するに、解約された腹いせの嫌がらせですね。
これを防ぐには、契約書に「毎月、入力した会計データを渡すこと」を義務付けるのが一番です。データ形式は、「あなたの会社で使える状態のもの」で受け取ってください。CSV形式であれば、EXCELで自由に加工できますので管理会計の元データとしても利用できます。
なお、クラウド型の会計システム(アプリ)であればアカウント管理(IDとパスワードでログインする方式)できますので、こうした問題は起こりませんので安心です。
チェックポイント②
会計データは毎月受け取るルールにする